2024年5月1日水曜日

MLAA License

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ライセンスの目次はこちらです。


 名称:「MLAAライセンス」(MLAA)


Raytrace no arealight


タイプ:

・コピーレフト…×

・ライセンス文の掲示…〇(ソースコード頒布のみ)

・コピーライト(著作権)…〇(ソースコード頒布のみ)

・その他…〇(バイナリ頒布のみ)


原文:


  • Copyright: 2010 Jorge Jimenez (jorge@iryoku.com)
  •      2010 Belen Masia (bmasia@unizar.es)
  •      2010 Jose I. Echevarria (joseignacioechevarria@gmail.com)
  •      2010 Fernando Navarro (fernandn@microsoft.com)
  •      2010 Diego Gutierrez (diegog@unizar.es)
  •      2011 Lauri Kasanen (cand@gmx.com)

  • Redistribution and use in source and binary forms, with or without
  • modification, are permitted provided that the following conditions are met:
  • .
  • 1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice,
  •     this list of conditions and the following disclaimer.
  • .
  • 2. Redistributions in binary form must reproduce the following statement:
  • .
  •     "Uses Jimenez's MLAA. Copyright (C) 2010 by Jorge Jimenez, Belen Masia,
  •     Jose I. Echevarria, Fernando Navarro and Diego Gutierrez."
  • .
  •     Only for use in the Mesa project, this point 2 is filled by naming the
  •     technique Jimenez's MLAA in the Mesa config options.
  • .
  • THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS ``AS
  • IS'' AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO,
  • THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR
  • PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL COPYRIGHT HOLDERS OR CONTRIBUTORS
  • BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR
  • CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF
  • SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS
  • INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN
  • CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE)
  • ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE
  • POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.


日本語訳:


  • Copyright: 2010 Jorge Jimenez (jorge@iryoku.com)
  •      2010 Belen Masia (bmasia@unizar.es)
  •      2010 Jose I. Echevarria (joseignacioechevarria@gmail.com)
  •      2010 Fernando Navarro (fernandn@microsoft.com)
  •      2010 Diego Gutierrez (diegog@unizar.es)
  •      2011 Lauri Kasanen (cand@gmx.com)

  • 以下の条件が満たされる場合、修正の有無にかかわらず、
  • ソースおよびバイナリ形式での再配布および使用が許可されます:
  • ,
  • 1. ソース コードを再配布する場合は、上記の著作権表示、このライセンス文、
  •    および下に記述する免責事項を保持する必要があります。
  • .
  • 2. バイナリ形式で再頒布する場合は、次のステートメントを掲示する必要があります:
  • ,
  •     「JimenezのMLAAを使用しています。Copyright (C) 2010 by Jorge Jimenez、Belen Masia、
  •     Jose I. Echevarria、Fernando Navarro、Diego Gutierrez」
  • ,
  •     Mesaプロジェクトでのみ使用する場合、この条文2は、Mesaのコンフィグレーション・オプションで
  •     「technique」に「Jimenez's MLAA」という名前を付けることで満たされます。
  • ,
  • このソフトウェアは、<著作権所有者>と協力者によって「ありのまま」で提供され、
  • 明示的か黙示的かを問わず、商品性および特定目的への適合性の暗黙の保証を含む、
  • またそれらに限定されない、いかなる保証もしません。
  • いかなる場合も<著作権所有者>と協力者は契約に沿った行為か否かを問わず、
  • 損害発生の原因如何を問わず、
  • かつ責任の根拠が契約か厳格責任か(過失その他の)不法行為か否かを問わず、
  • 仮にそのような損害が発生する可能性を知らされていたとしても、本ソフトウェアの使用によって発生した
  • (代替品または代用サービスの調達、使用の喪失、データの喪失、利益の喪失、業務の中断も含む、またそれらに限定されない)
  • 直接損害、間接損害、偶発的な損害、特別損害、懲罰的損害、または結果損害について、
  • 一切責任を負わないものとします。


解説:

「MLAA」とは「Morphological Antialiasing」の略で、コンピューターグラフィックでは欠かせないアンチエイリアスの技法の一つです。

このライセンスは、Jorge Jimene氏を中心とするコミュニティが開発したアルゴリズムを含むグラフィック・ライブラリの一部に適用されています。

特徴は、ソースコード頒布か、バイナリ頒布かによって再配布の条件が異なることです。

バイナリ頒布の場合は、四条項BSDライセンスなどと同様、謝辞の掲示が必要になります。

このライセンスに限り謝辞の掲示の回避策も言及されていますが、このような条件は「真のオープンソース・ソフトウェアではない」とする意見もあり、しばしば議論となっています。


適用例:

「libgl1-mesa-dri」、「libglapi-mesa」、「libglapi-mesa」など、OpenGLなどのグラフィックAPIのオープンソース実装である「MESA」で使用されるライブラリの一部に適用されています。


頒布のために執るべき行動:


ソースコード頒布の場合:

ライセンス条文1により、ソースコードの改変の有無に関わらず、冒頭に記述されるこのライセンス文をそのまま改変することなく配布しましょう。

また同条文によるコピーライト(著作権)は、上記を守ることによって自動的に条件が満たされます。


バイナリ頒布の場合:

著作権表示やライセンス文の掲示の代わりに、以下の「その他:」で触れる謝辞を掲示する必要があります。


その他:

ライセンス条文2により、バイナリ頒布の場合、指定されている謝辞を掲示する必要があります。

但し、この条文2は、該当のソフトウェアをMesaプロジェクトでのみで使用し、且つコンフィグレーションの際に「technique」オプションで「Jimenez's MLAA」を選択することを条件に回避することができます。

(結構専門的な知識が必要なので、無理に回避しようとしない方が無難です。)

掲示は、このライセンスのソフトウェアを含む製品の取扱説明書やWebページなど、必ず容易にユーザーの目に触れる形で記述しましょう。

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