2023年7月21日金曜日

DIYレトロゲーム機「Nibble」がやってきた! その1

今年の初めくらいにクラウドファンディングサイト「Makuake」でオーダーした、DIYレトロゲーム機「Nibble(ニブル)」が届きました!

この「Nibble」とは?

詳細は公式サイトを参照ください。

Nibble


どことなく往年のPSPに似ているゲーム機のキット(半完成品)です。

最初から三つくらいのゲームが入っているみたいですが、自分でプログラミングして開発することもできます。

この「Nibble」の私の購入動機は、当然、最初から入っているゲームではなくてプログラミングをして遊ぶことです。

その際の開発環境/言語は、

初心者向けの「CircuitBlocks」(ブロックを組み合わせるビジュアル言語)、

中級者向けの「Arduino」(実質C言語)、

上級者向けの「C++」

などが、それぞれ利用できるようです。

いきなり「C++」に挑戦しても大丈夫でしょうかね?

この「Nibble」執筆時点では、まだコチラで購入できるみたいですよ~。


メーカーのCircuitMess社は、クロアチア共和国の会社です。

なので、外箱はどことなく色使いがヨーロピアンテイスト。

外箱 - 1


外箱の裏には簡単な商品解説が。

外箱 - 2


何はともあれ御開帳!

開封 - 1


なにやら、紙が入っています。

ドキュメント類は、サイトからダウンロードしてください、という旨が書いてあります。

続きはWebでっ!」ってやつです。

内容物は、以下のような感じです。

開封 - 2


目を引くのがプラスチック(アクリルかも?)筐体。

白い色をしていますが、これは保護シートが貼られているみたいです。

それを剥がすと無色透明のようです。

ホント…小さいPSP。

プラスチック(アクリルかも?)筐体


部品類は、こんな感じ。

ドライバーや半田なども同梱されています。

(半田は「鉛フリー」のようです。これは使い難いので破棄するでしょう…。)

液晶は128x128ドットのフルカラーとのこと。

往年の名機MSXが256x192ですから、それより相当荒いのですが、発色数だけは圧倒的ですか。

ほか、プッシュスイッチやボタンなど、半田付けが必要な部品は最小限です。

私のようなブキッチョ(って、きょうび聞かねぇなぁ~)にとってはありがたいです。

部品類


肝心のメイン基板がこちら。

結構、シッカリした基板で好感が持てます。

コッチは裏側かな?

メイン基板(裏)


メイン基板をひっくり返してみましょう。

CPUのお出まし!

面実装の細かい部品は、すでに実装済みです。

メイン基板(表)


さて、ここで奇妙なことに気付きます。

このCPU、パターンアンテナが出てますね。

これは、何らかの無線通信機能を持っていることを意味します。

なんだろう?

そんな仕様、上記のサイトに書いていなかったのに?

では、このCPUの正体とは、一体!?

CPU


あ~、これは以前このブログでMSX関連の記事でも取り上げた、中国のEspressif Systems社の「ESP32」マイコンの廉価版「ESP-12F」ですね。

アメリカのTensilica社がライセンスする「Xtensa LX106」CPUコアを採用し(今どき珍しくARMじゃない!)、80MHzのクロックで動作します。

そしてこのマイコン、確かにWiFi機能を内蔵しています。

しかし、それならばこの「Nibble」の強力な売り文句として、もっとアピールすれば良いのに?

この「Nibble」に対して、メーカーのCircuitMess社がどのようなゲーム開発用ライブラリを提供しているのか?…まだ分かりませんが、そこは対応していないということでしょうか?

果たして、どのような開発環境を提供しているのか?

そして仮に、その開発環境が対応していないのであれば、閉ざされしWiFiの封印を解くことができるのか!?

気になるので、早速見てみたいです!!

とはいえ、まずは組み立てを成功させねばなりませんね…。


次回は、組み立ての過程とゲーム機の起動までレポートしたいと思います。

…無事に組み立てられたらねw!


<続く>

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