今年の初めくらいにクラウドファンディングサイト「Makuake」でオーダーした、DIYレトロゲーム機「Nibble(ニブル)」が届きました!
この「Nibble」とは?
詳細は公式サイトを参照ください。
どことなく往年のPSPに似ているゲーム機のキット(半完成品)です。
最初から三つくらいのゲームが入っているみたいですが、自分でプログラミングして開発することもできます。
この「Nibble」の私の購入動機は、当然、最初から入っているゲームではなくてプログラミングをして遊ぶことです。
その際の開発環境/言語は、
初心者向けの「CircuitBlocks」(ブロックを組み合わせるビジュアル言語)、
中級者向けの「Arduino」(実質C言語)、
上級者向けの「C++」
などが、それぞれ利用できるようです。
いきなり「C++」に挑戦しても大丈夫でしょうかね?
この「Nibble」執筆時点では、まだコチラで購入できるみたいですよ~。
メーカーのCircuitMess社は、クロアチア共和国の会社です。
なので、外箱はどことなく色使いがヨーロピアンテイスト。
外箱の裏には簡単な商品解説が。
何はともあれ御開帳!
なにやら、紙が入っています。
ドキュメント類は、サイトからダウンロードしてください、という旨が書いてあります。
「続きはWebでっ!」ってやつです。
内容物は、以下のような感じです。
目を引くのがプラスチック(アクリルかも?)筐体。
白い色をしていますが、これは保護シートが貼られているみたいです。
それを剥がすと無色透明のようです。
ホント…小さいPSP。
部品類は、こんな感じ。
ドライバーや半田なども同梱されています。
(半田は「鉛フリー」のようです。これは使い難いので破棄するでしょう…。)
液晶は128x128ドットのフルカラーとのこと。
往年の名機MSXが256x192ですから、それより相当荒いのですが、発色数だけは圧倒的ですか。
ほか、プッシュスイッチやボタンなど、半田付けが必要な部品は最小限です。
私のようなブキッチョ(って、きょうび聞かねぇなぁ~)にとってはありがたいです。
肝心のメイン基板がこちら。
結構、シッカリした基板で好感が持てます。
コッチは裏側かな?
メイン基板をひっくり返してみましょう。
CPUのお出まし!
面実装の細かい部品は、すでに実装済みです。
さて、ここで奇妙なことに気付きます。
このCPU、パターンアンテナが出てますね。
これは、何らかの無線通信機能を持っていることを意味します。
なんだろう?
そんな仕様、上記のサイトに書いていなかったのに?
では、このCPUの正体とは、一体!?
あ~、これは以前このブログでMSX関連の記事でも取り上げた、中国のEspressif Systems社の「ESP32」マイコンの廉価版「ESP-12F」ですね。
アメリカのTensilica社がライセンスする「Xtensa LX106」CPUコアを採用し(今どき珍しくARMじゃない!)、80MHzのクロックで動作します。
そしてこのマイコン、確かにWiFi機能を内蔵しています。
しかし、それならばこの「Nibble」の強力な売り文句として、もっとアピールすれば良いのに?
この「Nibble」に対して、メーカーのCircuitMess社がどのようなゲーム開発用ライブラリを提供しているのか?…まだ分かりませんが、そこは対応していないということでしょうか?
果たして、どのような開発環境を提供しているのか?
そして仮に、その開発環境が対応していないのであれば、閉ざされしWiFiの封印を解くことができるのか!?
気になるので、早速見てみたいです!!
とはいえ、まずは組み立てを成功させねばなりませんね…。
次回は、組み立ての過程とゲーム機の起動までレポートしたいと思います。
…無事に組み立てられたらねw!
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